思考するということ

最近私は自分が「考えられない」ということの自覚を持っている。
医者にかかる必要があるとか、そういうものではないのです。
日常的に「深く考える」ということをしなくなっている、その自覚があると感じているんです。


いつぐらいからか「深く考える」ことをしなくなっていた。
記憶はないけど、ものの数秒「考えるふり」をして、自分を「考えたつもり」にさせていた。だから、ぱっと目で見て感じた印象と、自分が考えた、とするレベルが同じようになってきてしまったんだと思うんです。


人から、「これどう思う?」と聞かれたり、「どうしたいの?」などと聞かれることは日常的にあることだけれど、それに対して簡単に"詰まる"自分がいる。それを人見知りだとかコミュニケーション不足だ・・・と思っていたのだけれど、どうやらそうではないように感じるんです。要は「思考することができない」「自分の考えを追求することができない」から、アイディアが生まれてこない。これはどうしてこうなったのだろう、なんで相手はそう考えるんだろう、って疑問に思うことが少ないのも、普段自分が考えるということをしていないからなんだと。